■ぎっくり腰とヘルニア
ぎっくり腰は、基本的には筋肉の痙攣によって
引き起こされますから、いわば腰が捻挫したような
ものです。このぎっくり腰と密接に関係していると
言われるのがヘルニアでしょう。椎間板ヘルニア
と呼ばれ、椎間板の中の髄核が外に押し出されて
痛みが生じます。これもぎっくり腰と同じく身体
をねじったり重い物を持ったりして衝撃を与える
ことがきっかけとなり、発症することがあります。
ぎっくり腰とヘルニアは同じような原因で起こる
ため、併発している人も多くいます。治療を行なう際にも
同じようなことをしますから、同時に治療する
という感覚になります。繰り返しになりますが、
ぎっくり腰とは正式な病名ではありませんから、
意味が広い言葉・人によって受け止め方が違う言葉
とも言えます。それで、ヘルニアもぎっくり腰の一種
と考えることもできるようです。
筋肉の痙攣が原因となるぎっくり腰は癖になりま
せんが、ヘルニアはある意味癖になるとも言えます。
自宅で安静にしていれば症状は治まることが多い
わけですが、椎間板そのものが損傷しているため、
この部分を治さないとまた同じ痛みが発生する
可能性があるわけです。
ヘルニアは、痛みが進行している場合は手術が必要
になるかもしれません。人によってはぎっくり腰に
なったら鍼灸や整体に行くということもあるかも
しれませんが、ヘルニアの場合は手術も視野にいれて、
整形外科を訪れるほうが賢明という場合もあります。
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