■ぎっくり腰と手術
ぎっくり腰には、簡単に家庭での治療でよくなる場合も
ありますが、外科的な手術が必要になる場合もあります。
ぎっくり腰には、患部になる場所にも原因にもさまざまな
ものがあるということがわかりましたが、手術が必要に
なるぎっくり腰の一つとして、椎間板ヘルニアによるもの
があります。これは、腰の辺りの椎骨の間にある椎間板が
飛び出してしまって神経に障るために痛みが起きるという
症状です。これによって疲労が蓄積するので、ぎっくり腰
の原因になることがあります。
ぎっくり腰の治療として病院にいき、椎間板ヘルニアと
診断されることも少なくないのです。その場合、牽引を
しての治療か、または手術という選択になります。簡単な
治療なら、リハビリですみますが、かなり痛みを伴う場合
には、入院して手術をする必要があるかもしれません。
現在では手術を必ずしも選択したほうがいい、ということ
ではないのですが、椎間板がどのように飛び出している
のか、どこにぶつかっているのか、などの状況によっては
やはり手術をしたほうが確実に改善する、という場合もある
のです。体に負担をかけない手術を選択したいものですが
最近では内視鏡による手術やレーザを使っての手術など
外科的な手術でありながら、体への負担が少ないものも
あります。
本当に手術を行わなくてはならないと判断されたらいくつか
の方法の中で、どのようにしたら体への負担が少ないのか、
ということをしっかりと医師と相談してから方法を決める
ようにしましょう。
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